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新世界:未来として建てられた昔 · 6

設計図になかった路地

第6話 · 戦後にできたジャンジャン横丁

FitTrip編集部 · 2026.07.20

ジャンジャン横丁は新世界の南へ伸びる狭い路地の商店街で、第二次世界大戦後に形成された。この路地には串カツ店とともに将棋の店、小型の居酒屋が並ぶ。重要なのは時期だ — 第2話で見たとおり新世界は1912年に塔と遊園地を含めて設計された計画歓楽街だったが、今日この街のイメージをつくるジャンジャン横丁は、その設計図になかった戦後の産物である。計画されたルナパークと初代通天閣は消え、計画されなかった路地が残って街を代表するようになった。狭く人が多く、昼より夕方に表情が生きるので、日が暮れてから歩くのがよい。

新世界で最も写真が撮られる場所は通天閣だ。ところがこの街を最も新世界らしくしているのは、その南の狭い路地である。

戦後の路地

ジャンジャン横丁は新世界の南へ伸びる狭い路地の商店街で、第二次世界大戦後に形成された 事実。この路地には串カツ店とともに将棋の店、小型の居酒屋が並ぶ 事実。肩の触れる幅に店が続き、なかから出た音と匂いがそのまま通路に溜まる 推定。

時期が重要な理由

ここで決定的なのは、この路地ができた時期だ。第2話で見たとおり新世界は1912年に塔と遊園地を含めてまるごと設計された計画歓楽街だった 事実。ところが今日この街のイメージをつくるジャンジャン横丁は、その設計図になかった戦後の産物である 事実。計画されたもの — ルナパーク(1923年まで)と初代通天閣(1943年解体)— は消え、計画されなかった路地が残った 事実。

将棋の店という手がかり

この路地に将棋の店があるという事実も、見過ごしてよいことではない 事実。観光客のための施設ではなく、街の人が時間を過ごす場所がこの路地に混じっているという意味だからだ 推定。このシリーズが他の都市で繰り返し確かめてきた条件 — 「まだ働いているか」— が、新世界ではこういう形で残っている 推定。

歩く要領

夕方以降に歩くのがよい。昼も開いているが、路地の表情は日が暮れてから生きる 推定。幅が狭く人が多いので鞄は前に持つほうが安全で、店の前で長く立ち止まって通路を塞がないことがこの路地の基本的な礼儀だ 推定。

よくある質問

ジャンジャン横丁はいつできましたか?
第二次世界大戦後に形成された路地の商店街です。1912年の新世界開場時に設計されたものではなく、戦後に自然にできました。
何がありますか?
串カツ店とともに将棋の店、小型の居酒屋が狭い路地に沿って並びます。新世界の南へ伸びる商店街であり、食べ物の路地でもあります。
いつ行くのがよいですか?
夕方以降がよいです。昼も開いていますが、路地の表情は日が暮れてから生きます。ただし狭く人が多いので、持ち物の管理に気を配るのがよいです。

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